一般社団法人 日本接着学会 中部支部ホームページ

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接着講座マスターコースのご案内


接着講座マスターコースのご案内

主 催 日本接着学会 中部支部

  接着関連企業に勤務する技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。 いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容や新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。
 
  多数の方々のご参加をお待ちしています。


講義日程  平成22年2月5日(金)

第Ⅰ講 AM10:00~11:20
東京工業大学大学院 理工学研究科 准教授 扇澤 敏明

「高分子―高分子界面の構造と材料物性」

  材料の複合化により、完全に混ざり合う系を除いて必ず界面が存在し、この界面の構造が材料の高性能化・高機能化に重要な役割を果たす。ここでは、高分子どうしの界面についてその構造解析及び制御と関連する材料物性について述べる。

第Ⅱ講 PM0:30~1:50
横浜国立大学大学院 工学研究院  准教授 大山 俊幸氏
                        
「感光性ポリイミドにおける新設計:反応現像画像形成」


  反応現像画像形成(RDP)は、市販のポリイミドなどに特別な化学修飾等を行うことなく感光性を付与する手法である。本講演では、RDPの最近の展開、特に高感度化とアルカリ現像の実現に向けた研究を中心に紹介したい。

第Ⅲ講 PM2:00~3:20
ナガセケムテックス株式会社 研究開発第2部  部長 西田 裕文氏
                   
「有機-無機ハイブリダイゼーションによるオプトエレクトロニクス材料の創製」

  ケイ素やチタンの酸化物を骨格とし、有機化学的に反応する官能基を導入することによる、従来の有機材料では到底達成できなかった特性を有する新規な有機-無機ハイブリッド材料の合成およびオプトエレクトロニクス分野への適用を試みた事例を紹介する。

第Ⅳ講 PM3:30~4:50
湘南工科大学マテリアル工学科 教授 幾田 信生

「シランカップリング剤とその表面処理効果」

  シランカップリング剤は複合材料を始めとする有機‐無機材料間の界面強化を図ることが知られている。これを紹介するとともに、処理されたシラン剤の状態とその効用について説明する。


定  員

80名

受講料

会員 10,000円, 非会員 12,000円, 学生 2,000円

会  場

名古屋市工業研究所  名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車三番出口から徒歩2

問い合わせ先

(財)中部科学技術センター内 日本接着学会中部支部
Tel:052-231-3070  Fax:052-204-1469

申込み方法

中部支部HP内の申し込みフォーム(クリック)にて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
Faxをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax:052-204-1469 までお申し込みください。
なお、受講料は、『三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部 』へ受講日の前日までにお支払いください。

  以 上

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第40回中化連秋季大会関連報告


  去る11月7日、8日に岐阜大学で第40回中部化学関係学協会支部連合(中化連)秋季大会が開催されました。大会では当支部と日本ゴム協会様共催の特別討論会「接着・粘着とゴム・エラストマーにおける研究開発の動向」が招待講演2件、依頼講演6件の計8件で行われましたが、その模様が「接着剤新聞」11月20日版に掲載されましたので、以下の切り抜きをアップすることで報告に代えさせていただきます。

  運営開催に際し、関係者の皆様には多大なるご協力をいただき、あらためて御礼申し上げます。

 

中化連記事11.20
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「名古屋市科学館フェスティバル」子供イベント出展報告

去る10月3、4日に、日本接着学会中部支部は青少年の科学心(ごころ)の育成と「ものをくっつける」不思議や楽しさを知ってもらうため、「青少年のための科学の祭典」(名古屋市科学館フェスティバル)に出展しました。このレポートと様子(写真)を以下に掲載します(報告と写真: イイダ産業(株) 佐藤 暢也氏)。

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名古屋市科学館フェスティバル
~青少年のための科学の祭典2009~に2ブース出展

   名古屋市科学館/でんきの科学館で、10月3日(土)、4日(日)に「青少年のための科学の祭典」が開催され、日本接着学会中部支部として2つのブースを出展しました。テーマは、「粘着で貼り絵と接着で工作」、「接着のふしぎ-くっつく・はがれる」で、このイベントへの出展は、今年で3回目となりますが、今年も大勢の子供達に工作や貼り絵を体験していただき、2日間共に笑顔で一杯でしたので、出展する側としても嬉しい限りです。子供達のすばらしい創造力により個性豊かな作品が数多く完成し、華やかなブースとなりました。
 
   「接着のふしぎ」では、紫外線(UV)硬化樹脂が短時間で硬化し、それを熱湯に入れると中に含まれている中空バルーンが膨張して簡単に解体できることを実演しながら、材料のリサイクルのために貢献できる接着剤をご説明しました。子供達には、少々難しかったかもしれませんが、それでも実演を熱い視線で見学いただき、少しは接着剤への興味や親しみを感じていただけたと思います。ご参加いただきました方、本当にありがとうございました。来年も出展しますので、是非またご参加ください。まだやったことが無い方も、やってみると面白いですから、是非体験してみてください。

出展の様子を掲載いたします。
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「会場の様子」 「工作の様子1」
                    「会場の様子」                                  「工作の様子1」

「工作の作品1」 「貼り絵の様子」
                   「工作の作品1」                                「貼り絵の様子」

「工作の様子2」 「工作の作品2」
         「工作の様子2」                     「工作の作品2」

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第8回産官学接着若手フォーラム開催のお知らせ


第8回 産官学接着若手フォーラム開催のお知らせ及びポスター発表募集

主催 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では,将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第7回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去7回に渡って開催実績のある当フォーラムは,学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様,第一線でご活躍されている研究者の基調講演,並びに参加者による研究紹介(口頭&ポスター)を以下のように予定しております。
 
  本案内では,プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は,参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で,気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけで無く,その途上にあるものでも,商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお寄せ下さい。さらに,本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに,接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので,学生はもちろん,大学・公的研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また,経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので,この機会に是非,産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

開催日
平成21年12月4日(金)13:00~19:00

会 場
名古屋工業大学 校友会館 会議室及び交流サロン(正門入り、右手奥
〒466-8555  名古屋市昭和区御器所町
JR中央線鶴舞駅下車北口東へ400m,地下鉄鶴舞線 鶴舞駅下車4番出口東へ500m)

基調講演 (70分,13:10~14:20)
「接着の科学と技術におけるロードマップ・ツリー(私の) ~過去から学び、現在を鑑み、将来に繋げる~」
古河電気工業(株)横浜研究所   加納 義久氏

フォーラム ( 各30分,14:40~16:40 )
F1  「初期破壊を利用した高分子材料の機能化」
岐阜大学工学部   武野 明義氏
F2  「揮発性有機化合物(VOC),アルデヒド類放散に関する分析について」
アイカ工業(株) R&Dセンター   木村 匡志氏
F3  「アセトアセチル化ポリビニルアルコールの木材用接着剤への利用について」
静岡大学農学部   山田 雅章氏
F4  「UV硬化型粘接着剤」
ニチバン(株)  中央研究所   岡田 真起氏

ポスター討論&談話会  ( 17:00~19:00 )

参加費
企業  4,000円、大学・官公庁  3,000円、学生  1,000円
(参加費は当日、受付でお支払い下さい。)

発表形式
ポスター討論&談話会は,上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度,討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地90cm×左右150cmです。
なお,フォーラム(口頭)発表は30分( 討論を含む,時間配分は発表者に一任 ) が持ち時間です。

申込方法
参加・発表希望の方は,平成21年11月16日(月)までに下記連絡先へメールまたはFaxにてお申し込み下さい(参加希望のみの方は,平成21年11月24日(火)までに下記連絡先へ同様にお申し込み下さい)。
WEB上でも、以下のページからお申し込みいただけます。

アプリケーションフォーム(メール送信)(画面上の指示に従って下さい)

参加要領
氏名,連絡先(所属,住所,TEL,FAX,E-mail),ポスター討論&談話会への参加の有無,ポスター発表者については発表テーマ。( 要稿執筆につきましては後日,発表者にご連絡致します「A4半ページ程度」)

連絡先
〒466-8555  名古屋市昭和区御器所町
名古屋工業大学大学院工学研究科 物質工学専攻 永田 謙二
Tel:052-735-5257,Fax:052-735-5257
E-mail: nagata.kenji@nitech.ac.jp
(@は半角”@”にして下さい)

第7回産官学接着若手フォーラム世話人
佐藤克尚(アイカ工業(株)、山田雅章(静岡大学)、高橋勤子(愛知県産業技術研究所)、高橋紳矢(岐阜大学)、永田謙二(名古屋工業大学)

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中部支部設立30周年記念事業講演会等 盛会の御礼


  中部支部設立30周年記念事業である講演会、式典、記念パーティが去る9月11日(金)午後より80名あまりの参加者の元に開催され、盛会のうちに終了することができました。
参加いただいた皆様に対し厚く御礼申し上げます。

  この事業は10月に予定されております30周年記念誌の発行でもって終了となりますが、すでに中部支部は次回40周年記念に向けて新たな歴史を刻みつつあります。
今後ともご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。


☆9月20日版の接着剤新聞に掲載していただきました(クリックで拡大されます)。
接着剤新聞9.20記事

☆以下、講演会等の様子です(クリックで拡大されます)。
講演会の様子1 講演会の様子2

式典と記念パーティの様子 式典と記念パーティの様子2


以上。

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日本接着学会中部支部設立30周年記念事業のお知らせ


『日本接着学会中部支部設立30周年記念事業』
記念講演会、記念式典、記念パーティのお知らせ

主催:日本接着学会中部支部設立30周年事業実行委員会

  現在、日本接着学会中部支部では、中部支部設立30周年を記念した事業の準備を進めております。
  以下に、その中心事業であります記念講演会、記念式典、記念パーティの開催について、詳細をお知らせ申し上げます。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

記念講演会、記念式典、記念パーティ

日時:平成21年9月11日(金) 14:00~19:30
場所:愛知工業大学本山キャンパス 
      〒464-0807  名古屋市千種区東山通1-38-1
      (地下鉄東山線本山駅下車4番出口すぐ)

記念講演会  14:00~17:00  3F講義室

14:00~14:30  「高分子表面の動的濡れ性と機能性発現」
岐阜大学工学部 ものづくり技術教育支援センター  高橋 紳矢氏

講演概要
  高分子多成分系を界面化学的に観ると、その表面・界面は界面自由エネルギーを駆動力としたダイナミクスに大きく影響を受ける。とくに、接着剤、粘着剤等の界面で機能を発現する高分子においては性能に直結するため、こうした動的濡れ性の評価・解析自体が重要な開発プロセスになると考える。講演では、種々の高分子多成分系の界面機能性とその解析結果との関係を焦点にして、演者らが行ってきた研究を例にとって解説する。

14:30~15:00  「構造用集成材向け二液接着剤と塗布システムの開発」
アイカ工業株式会社  加藤義昭氏

講演概要
  構造用集成材は現在当たり前のように一般住宅から大きな公共建築物にいたるまで数多く使用されていますがここにいたるまでには接着剤の開発とともに接着剤の塗布に関わる開発が大きく寄与しています。つまり、集成材工場における省力化並びに生産性向上に大きく寄与した塗布システムの開発経緯から最新の開発状況を報告したいと考えます。また、集成材についての基本的な生産工程と構造用集成材の規格等も報告できればと考えます。

15:00~15:30  「LCD光学フィルム用粘着剤の開発」
日東電工株式会社   佐竹正之氏

講演概要
  LCDの市場が拡大し、用途も多様化していく中で、LCD光学フィルムに用いられる粘着剤への要求特性も変化してきている。光学フィルムの代表である偏光フィルムを中心に、これらに使用される粘着剤への要求特性、および要求特性を満たすための粘着剤の開発動向について紹介する。

15:30~15:45   -休  憩-

15:45~16:15  「フラーレン類とポリウレタンのコンポジット化とその物性」
愛知工業大学工学部 応用化学科  山田 英介氏

講演概要
  炭素系ナノ素材の一つであるフラーレン(C60)あるいはフラーレンの混合物と熱可塑性ポリウレタン(TPU)との複合化を試みた。溶液法及び混練法のいずれでも調製したコンポジットの引張物性は、100~1000ppm程度の添加にも関わらず向上することを認めた。これらは、ハードセグメント量やアニーリング条件によって効果の挙動が異なることから、フラーレンはミクロ相分離構造、特にハードドメインの形成に影響すると考えており、これらを踏まえて構造と物性の関係を述べたい。

16:15~17:00  「木材と接着」
静岡大学農学部 環境森林科学科  滝  欽二氏

講演概要
  木材接着について概要を説明し、木材接着剤の特徴、熱機械分析による接着剤の熱硬化挙動、最近の住宅室内空気質の実測例等について話題提供する。

記念式典  17:15~17:45  3F講義室

・開会の辞
・支部長挨拶
・学会長祝辞
・功労者表彰(10名)
  砂川 誠氏、かせ村知之氏、佐治一良氏、山田英介氏  以上歴代支部長4名
  沼田誠一氏、高橋紳矢氏、浅井大二郎氏、佐藤暢也氏  以上歴代庶務幹事4名
  太田計正氏、西田恒隆氏  以上歴代事務局2名
・功労者スピーチ(代表)
・閉会の辞

記念パーティ  18:00~19:30  2F多目的室

・開 会
・祝 辞(関西支部長)
・乾 杯
・閉会挨拶

参加費

3,000円(パーティ参加費、当日申し受けます)
  * 記念講演会及び記念式典参加は無料です。

連絡先等

参加希望の方は下記のFAX、Eメールまたは中部支部HPの申し込みフォーム(クリックして下さい)により、希望行事、氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、E-mail等)を明記の上、お申し込み下さい。記念パーティの参加には参加費(3,000円、当日徴収)が必要となります。
なお、参加者数は記念講演会及び記念式典で80名程度、記念パーティで50名程度を予定しております(定員になり次第、締め切らせていただく場合があります)。

〒460-0008  名古屋市中区栄二丁目17-22(財)中部科学技術センター内
日本接着学会中部支部 事務局
Tel: 052-231-3070  Fax: 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org(@を@に変換して下さい)

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第7回産官学接着若手フォーラムの開催記事(接着剤新聞)

  日本接着学会中部支部主催の第7回産官学接着若手フォーラムが昨年12月5日(金)に名古屋工業大学で開催されました。第7回目を迎えた接着若手フォーラムは、毎回接着関連の多くの若手研究者・技術者並びに学生諸君を集め、忌憚のない気軽な討論の場を提供しております。今回も50余名の関係諸氏が集い、熱心な討論が行われました。
参加された皆様には厚く御礼申し上げます。

接着剤新聞に当該フォーラム開催の記事が掲載されました(お読みになるには以下の画像をクリックして下さい)。

第7回フォーラム開催記事

---注 目---
  今年度も、接着の基礎となる科学の再学習の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講いたします。
関係諸氏の皆様におかれましては、この機会に是非ご受講下さい。詳細はココをクリックしてご参照下さい(受講申し込みはココから簡単にお申し込みいただけます)
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第3回アジア接着会議(ACA2009)参加募集案内


創立45周年記念日本接着学会第47回年次大会
第3回アジア接着会議(ACA2009)参加募集案内

  平成20年度の年次大会は第3回アジア接着会議として開催することとなりました。
アジア接着会議は日本・韓国・中国の接着学会がオーガナイザーとなり、アジアを中心とした接着に関する国際会議です。

会 期 2009年6月7日(日)~10日(水)
会 場 アクトシティ浜松
〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111番地の1
発表の種類:
 ○ポスター(ポスタープレビューは行いません)
 ○オーラル(予定:発表20分、討論10分)
発表の内容:
(a) Surface and Interface
(b) Rheology and Mechanics
(c) Functional Adhesives
(d) Pressure Sensitive Adhesives Technology
(e) Adhesives for Biomedical Uses
(f) Environmental Problem --- Recycling and Pollution
(g) General

会議詳細はココ(日本語)またはココ(英語)をご参照下さい。
申し込み登録はこちら


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接着講座マスターコースのご案内


接着講座マスターコースのご案内

主 催  日本接着学会 中部支部

  接着関連企業に勤務する技術者に,接着の基礎となる科学の再学習の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。今年も現在,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容が含まれています。多数の方々のご参加をお待ちしています。

講義日程
平成21年2月6日(金)

第Ⅰ講 AM 10:00~11:20
大阪市立大学 工学研究科 准教授 逢坂 勝彦
光ファイバセンサによるFRP接着継手のヘルスモニタリング
  繊維強化プラスチック(FRP)を被着材に用いた接着継手について、光ファイバセンサを用いたヘルスモニタリング手法について説明する。本手法は、FRPの接着部に光ファイバひずみセンサを埋め込み、接着部のひずみを常にモニタリングすることにより、剥離等の損傷により発生するひずみ分布変化から損傷を検出するものである。

第Ⅱ講 PM 0:30~1:50
東京工業大学 理工学研究科 教授 高田 十志和
ポリロタキサンネットワークの有効活用と新素材
  使いやすいポリロタキサンネットワークを活用した素材、及びリサイクル特性を賦与したポリロタキサンネットワークの合成と特性評価について述べ、新素材としてのポリロタキサンの有効性を議論する。

第Ⅲ講 PM 2:00~3:20
東レリサーチセンター 表面研究室 室長 中川 善嗣氏
高分子表面分析法と接着性要因解析

  高分子材料の接着性は主に表面の組成、構造、形態などで決定される。高分子表面を調べる手段として、X線光電子分光法(XPS)、飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)、走査型プローブ顕微鏡(SPM)などが用いられる。これらの手法について基礎から解説するとともに、その応用として、表面改質した高分子材料の接着性の要因解析を行った例を紹介する。

第Ⅳ講 PM 3:40~5:00
兵庫県立大学 工学研究科 教授 岸 肇
エポキシ樹脂系ポリマーアロイの物性発現メカニズム(仮題)

  エポキシ樹脂は、静的力学特性,接着性,耐環境性に優れており、電子材料、複合材、接着剤等の多分野で利用されているが、比較的脆く、耐衝撃性に乏しい。ここでは高分子系の添加剤による強靭化を中心としたエポキシ樹脂系ポリマーアロイの物性発現メカニズムについて述べる。

定 員
80名

受 講 料
会員  10,000 円、 非会員 12,000 円、 学生 2,000 円

会 場
名古屋市工業研究所  名古屋市熱田区六番町三丁目4番41号
【交通】 地下鉄名港線「六番町」駅下車3番出口から徒歩2分

問い合わせ先
岐阜大学工学部 応用化学科 高橋 紳矢  Tel&Fax:058-293-2631
東亞合成(株) 機能樹脂研究所   神谷 大介  Tel:052-611-9917

お申込み方法
この申し込みフォームにて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
  ファックスをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax(058-293-2631)までお申し込みください。
  なお,受講料は、『 三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部 』へ受講日の前日までにお支払いください。

 

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第7回産官学接着若手フォーラム開催のお知らせ


第7回 産官学接着若手フォーラム開催のお知らせ及びポスター発表募集

主催 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では,将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第7回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去6回に渡って開催実績のある当フォーラムは,学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様,第一線でご活躍されている研究者の基調講演,並びに参加者による研究紹介(口頭&ポスター)を以下のように予定しております。
 
  本案内では,プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は,参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で,気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけで無く,その途上にあるものでも,商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお寄せ下さい。さらに,本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに,接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので,学生はもちろん,大学・公的研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また,経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので,この機会に是非,産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

開催日
平成20年12月5日(金)13:00~19:00

会 場
名古屋工業大学 講堂会議室(正門入ってすぐ右の建物です
〒466-8555  名古屋市昭和区御器所町
(JR中央線鶴舞駅下車北口東へ400m,地下鉄鶴舞線 鶴舞駅下車4番出口東へ500m)

基調講演 (各60分,13:10~15:10)
「微生物の付着機構」
名古屋工業大学大学院 工学研究科物質工学専攻 准教授 堀 克敏
「ぬれのメカニズムとコントロール技術」
大阪市立大学 大学院生活科学研究科 講師 酒井 英樹

フォーラム ( 各30分,15:20~16:50 )
F1  木質材料から放散するホルムアルデヒドとその吸着
静岡大学農学部 准教授 渡辺 拡
F2  防音材料の機能評価技術について
日東電工(株) 陰久 裕毅
F3  木製家具の製造と接着~家具メーカーが求める接着剤~
飛騨産業(株) 清水 友紀子

ポスター討論&談話会  ( 17:00~19:00 )

参加費
企業  4,000円、大学・官公庁  3,000円、学生  1,000円
(参加費は当日、受付でお支払い下さい。)

発表形式
ポスター討論&談話会は,上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度,討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地90cm×左右150cmです。
なお,フォーラム(口頭)発表は30分( 討論を含む,時間配分は発表者に一任 ) が持ち時間です。

申込方法
参加・発表希望の方は,平成20年11月17日(月)までに下記連絡先へメールまたはFaxにてお申し込み下さい(参加希望のみの方は,平成20年11月25日(火)までに下記連絡先へ同様にお申し込み下さい)。
WEB上でも、以下のページからお申し込みいただけます。

アプリケーションフォーム(メール送信)(画面上の指示に従って下さい)

参加要領
氏名,連絡先(所属,住所,TEL,FAX,E-mail),ポスター討論&談話会への参加の有無,ポスター発表者については発表テーマ。( 要稿執筆につきましては後日,発表者にご連絡致します「A4半ページ程度」)

連絡先
〒422-8529  静岡市駿河区大谷836
静岡大学農学部 環境森林科学科 山田 雅章
Tel:054-238-5283,Fax:054-238-5283
E-mail: afmyama@agr.shizuoka.ac.jp
(@は半角”@”にして下さい)

第7回産官学接着若手フォーラム世話人
佐藤克尚(アイカ工業(株)、高橋紳矢(岐阜大学)、永田謙二(名古屋工業大学)、高橋勤子(愛知県産業技術研究所)、山田雅章(静岡大学)

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