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2024年度接着講座マスターコースのご案内

2024年度接着講座マスターコースのご案内

主催:
一般社団法人 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では、接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。今年度も、当該分野で顕著な実績を有する著名な先生方にご講演いただきます。これにより、接着の基本内容から新分野の開拓につながる先端技術までの幅広いテーマについて学ぶことが可能となります。

日 時:
2024年11月21日(木)10:00~16:20

会 場:
名古屋市工業研究所 第一会議室
(名古屋市熱田区六番3-4-41、地下鉄 名港線「六番町」駅下車、3番出口すぐ)

--- 講 義 内 容 ---

10:00~10:10(10分)開会の挨拶

第Ⅰ講 10:10~11:20(70分)
豊田中央研究所 バイオインスパイアードシステム研究領域  河田 順平 氏
「相構造を制御したバイオ樹脂アロイの自動車部品への適用」

非可食植物由来のポリアミド11をポリプロピレンと複合化し、その相構造をnm単位で制御した結果、剛性を維持しつつ、耐衝撃性の飛躍的向上に成功した。同材料はチクソ性を有するため、発泡部品への適用を可能とし、現在、自動車の発泡ドアトリムに採用されている。その概要を紹介する。

休憩 11:20~11:30(10分)

第Ⅱ講 11:30~12:40(70分)
デンソー 材料技術部  新帯 亮 氏
「車載電子実装と接着 」

車載には高い信頼性が求められる一方、軽量化・低コスト化も求められる。接着はそれに応えられる技術の一つである。本講演では、主に車載電子実装を取りあげ、接着技術に求められるニーズについて述べる。

昼休憩 12:40~13:40(60分)

第Ⅲ講 13:40~14:50(70分)
日東電工株式会 粘着技術研究センター  保井 淳 氏
「カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーを意識したNittoの研究開発の取り組み」

今後カーボンニュートラル(CN)、サーキュラーエコノミー(CE)を意識した取り組みがますます重要になってくる中、CN、CEへの貢献を強く意識したNittoの新たな粘着、接着技術について紹介する。

休憩 14:50~15:00(10分)

第Ⅳ講 15:00~16:10(70分)
名古屋大学 低温プラズマ科学研究センター  石川 健治 氏
「接着から拡がるプラズマ技術~半導体、バイオ、医療,農業への応用~」

接着のプラズマ前処理は,温度依存の化学反応でなく活性表面を得ることで接着強度を上げられる.すなわち,プラズマ技術は材料の機能損失なく化学活性を得られる手段であり,半導体微細加工から止血や種子発芽の常温常圧バイオ処理まで幅広い分野の展開について紹介する。

閉会の挨拶 16:10~16:20(10分)
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定 員:
100名

受講料:
会員及び協賛団体会員は10,000円、非会員は15,000円、学生 無料

申込み方法:
日本接着学会中部支部HP内の申し込みフォームから2024年11月8日(金)までにお申し込みください。

    申し込みフォーム

受講料等のお支払い方法は"銀行振込"を選択し、2024年11月15日(金)までにお振込みをお願いします。

振込先:
三菱UFJ銀行名古屋営業部 (普通)0360136
名 義:一般社団法人 日本接着学会 中部支部

申し込みに関する問合せ先:
日本接着学会中部支部 接着講座マスターコース世話人 青木 孝司(デンソー)
e-mail:takashi.aoki.j7h(@)jp.denso.com(括弧をとる) 

協 賛(予定):
化学工学会東海支部、高分子学会東海支部、色材協会中部支部、電気化学会東海支部、日本化学会東海支部、日本セラミック酢協会東海支部、日本分析化学会中部支部、日本油化学会東海支部、表面技術協会中部支部、有機合成化学協会東海支部

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