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2017年度接着講座マスターコースのご案内

2017年度接着講座マスターコースのご案内

主 催:
一般社団法人 日本接着学会中部支部

  接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年度も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。
  いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる内容や,更には新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。 多数の方々のご参加をお待ちしています。

日 時:
2018年1月26日(金)10:00~16:30

会 場:
名古屋市工業研究所
名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車3番出口から徒歩2分
TEL:052-654-9912

講 義 内 容
第Ⅰ講
10:00~11:20
「大気圧プラズマ処理による樹脂の接着性向上」
公益財団法人名古屋産業振興公社  プラズマ技術産業応用センター  市村  進 氏

  ポリプロピレンに代表される難接着樹脂材料の表面改質による接着性向上は、薬液・ガス処理・減圧プラズマ・紫外光照射など古くから試みられています。近年、プラズマ発生技術が向上し、大気圧下でも安定してプラズマが得られるようになってきました。大気圧プラズマの生成方法、酸素ラジカル量、表面分析結果および接着強度などについて、紹介します。

第Ⅱ講
11:30~12:30
「次世代自動車における構造材料と接着への期待」
トヨタ自動車株式会社  基盤材料技術部部長  間瀬  清芝 氏

  次世代自動車にとって、環境対応としての電動化・軽量化、安全・つながる社会に向けた知能化が重要なキーワードです。その中でも材料の役割は大きく、特に接着への期待を最新の計算科学の活用事例と共に概説します。

第Ⅲ講
13:40~15:00
「高分子材料の接着表面・界面での解析技術」
株式会社三井化学分析センター  主席研究員 生井 勝康 氏

  各種材料の接着性、密着性に関する研究開発において更なる微細化が求められており、極微小領域での表面・界面の理解が重要となってきています。今回、走査プローブ顕微鏡(SPM)、透過型電子顕微鏡(TEM)などを用いて評価を行った表面・界面での解析事例を中心に紹介します。

第Ⅳ講
15:10~16:30
「アクリル系ブロック共重合体「クラリティTM」の粘着剤用途への展開」
株式会社クラレ  エラストマー事業部 プロジェクト推進グループ主管  小野 友裕 氏

  当社の<クラリティTM >は熱可塑性エラストマーゆえ、ホットメルトや溶融押出しによるコーティングが可能であり、新規アクリル系粘着剤としての可能性を秘めています。溶液系としても使用可能であり、それらの特徴を紹介します。

定 員:
80名

受講料:
会員(含協賛学会員) 10,000円, 非会員 15,000円, 学生 無料
*当日支払いとさせていただきます。

問合せ先:
日本接着学会 中部支部
Tel: 052-231-3070、Fax: 052-204-1469

協 賛:
化学工学会東海支部,高分子学会東海支部,色材協会中部支部,東海化学工業会,電気化学会東海支部,日本化学会東海支部,日本セラミックス協会東海支部,日本分析化学会中部支部,日本油化学会東海支部,表面技術協会中部支部,有機合成化学協会東海支部

申込み方法:
日本接着学会中部支部HP内の申し込みフォーム
にて必要事項をご記入後,送信ボタンを押して下さい。
その際、"受講料等のお支払い方法 "は"当日支払い"を選択してください。

Faxをご利用の場合は,「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生)を明記し,Fax(052-204-1469)までお申し込みください。
*受講料は当日,受付にてお支払いください。

以 上

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