接着講座マスターコースのご案内
- お知らせ(支部行事)
- by 接着学会中部支部
- 2009.12.02 Wednesday 20:12
ー 接着講座マスターコースのご案内 ー
主 催 日本接着学会 中部支部
接着関連企業に勤務する技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。 いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容や新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。
多数の方々のご参加をお待ちしています。
講義日程 平成22年2月5日(金)
第Ⅰ講 AM10:00~11:20
東京工業大学大学院 理工学研究科 准教授 扇澤 敏明氏
「高分子―高分子界面の構造と材料物性」
材料の複合化により、完全に混ざり合う系を除いて必ず界面が存在し、この界面の構造が材料の高性能化・高機能化に重要な役割を果たす。ここでは、高分子どうしの界面についてその構造解析及び制御と関連する材料物性について述べる。
第Ⅱ講 PM0:30~1:50
横浜国立大学大学院 工学研究院 准教授 大山 俊幸氏
「感光性ポリイミドにおける新設計:反応現像画像形成」
反応現像画像形成(RDP)は、市販のポリイミドなどに特別な化学修飾等を行うことなく感光性を付与する手法である。本講演では、RDPの最近の展開、特に高感度化とアルカリ現像の実現に向けた研究を中心に紹介したい。
第Ⅲ講 PM2:00~3:20
ナガセケムテックス株式会社 研究開発第2部 部長 西田 裕文氏
「有機-無機ハイブリダイゼーションによるオプトエレクトロニクス材料の創製」
ケイ素やチタンの酸化物を骨格とし、有機化学的に反応する官能基を導入することによる、従来の有機材料では到底達成できなかった特性を有する新規な有機-無機ハイブリッド材料の合成およびオプトエレクトロニクス分野への適用を試みた事例を紹介する。
第Ⅳ講 PM3:30~4:50
湘南工科大学マテリアル工学科 教授 幾田 信生氏
「シランカップリング剤とその表面処理効果」
シランカップリング剤は複合材料を始めとする有機‐無機材料間の界面強化を図ることが知られている。これを紹介するとともに、処理されたシラン剤の状態とその効用について説明する。
定 員
80名
受講料
会員 10,000円, 非会員 12,000円, 学生 2,000円
会 場
名古屋市工業研究所 名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車三番出口から徒歩2分
問い合わせ先
(財)中部科学技術センター内 日本接着学会中部支部
Tel:052-231-3070 Fax:052-204-1469
申込み方法
中部支部HP内の申し込みフォーム(クリック)にて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
Faxをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax:052-204-1469 までお申し込みください。
なお、受講料は、『三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部 』へ受講日の前日までにお支払いください。
以 上
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