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接着講座マスターコースのご案内


接着講座マスターコースのご案内

主 催  日本接着学会 中部支部

  接着関連企業に勤務する技術者に,接着の基礎となる科学の再学習の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。今年も現在,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容が含まれています。多数の方々のご参加をお待ちしています。

講義日程
平成21年2月6日(金)

第Ⅰ講 AM 10:00~11:20
大阪市立大学 工学研究科 准教授 逢坂 勝彦
光ファイバセンサによるFRP接着継手のヘルスモニタリング
  繊維強化プラスチック(FRP)を被着材に用いた接着継手について、光ファイバセンサを用いたヘルスモニタリング手法について説明する。本手法は、FRPの接着部に光ファイバひずみセンサを埋め込み、接着部のひずみを常にモニタリングすることにより、剥離等の損傷により発生するひずみ分布変化から損傷を検出するものである。

第Ⅱ講 PM 0:30~1:50
東京工業大学 理工学研究科 教授 高田 十志和
ポリロタキサンネットワークの有効活用と新素材
  使いやすいポリロタキサンネットワークを活用した素材、及びリサイクル特性を賦与したポリロタキサンネットワークの合成と特性評価について述べ、新素材としてのポリロタキサンの有効性を議論する。

第Ⅲ講 PM 2:00~3:20
東レリサーチセンター 表面研究室 室長 中川 善嗣氏
高分子表面分析法と接着性要因解析

  高分子材料の接着性は主に表面の組成、構造、形態などで決定される。高分子表面を調べる手段として、X線光電子分光法(XPS)、飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)、走査型プローブ顕微鏡(SPM)などが用いられる。これらの手法について基礎から解説するとともに、その応用として、表面改質した高分子材料の接着性の要因解析を行った例を紹介する。

第Ⅳ講 PM 3:40~5:00
兵庫県立大学 工学研究科 教授 岸 肇
エポキシ樹脂系ポリマーアロイの物性発現メカニズム(仮題)

  エポキシ樹脂は、静的力学特性,接着性,耐環境性に優れており、電子材料、複合材、接着剤等の多分野で利用されているが、比較的脆く、耐衝撃性に乏しい。ここでは高分子系の添加剤による強靭化を中心としたエポキシ樹脂系ポリマーアロイの物性発現メカニズムについて述べる。

定 員
80名

受 講 料
会員  10,000 円、 非会員 12,000 円、 学生 2,000 円

会 場
名古屋市工業研究所  名古屋市熱田区六番町三丁目4番41号
【交通】 地下鉄名港線「六番町」駅下車3番出口から徒歩2分

問い合わせ先
岐阜大学工学部 応用化学科 高橋 紳矢  Tel&Fax:058-293-2631
東亞合成(株) 機能樹脂研究所   神谷 大介  Tel:052-611-9917

お申込み方法
この申し込みフォームにて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
  ファックスをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax(058-293-2631)までお申し込みください。
  なお,受講料は、『 三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部 』へ受講日の前日までにお支払いください。

 

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