一般社団法人 日本接着学会 中部支部ホームページ

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第17回 産官学接着若手フォーラム案内

第17回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)

主催:
一般社団法人 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では、将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第17回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去16回に渡って開催実績のある当フォーラムは、学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様、第一線でご活躍されている研究者の基調講演、並びに参加者による研究紹介(フォーラム講演3件&ポスター討論・発表)を以下のように予定しております。
本案内では、プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は、参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で、気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけでなく、その途上にあるものでも、商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお待ちしております。
さらに、本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに、接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので、学生はもちろん、大学・公設研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので、この機会に是非、産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

日 時:
平成30年12月14日(金)13:00~18:30

会 場:
愛知工業大学本山キャンパス
(〒464-0807 名古屋市千種区東山通1-38-1:地下鉄名城線・東山線「本山駅」下車 4番出口すぐ)

☆フォーラム 13:00~16:00

・基調講演 13:10~14:20 
 「最近の粘接着剤の研究動向と展望、そして若手研究者へのアドバイス」
積水化学工業株式会社 開発研究所内HSPラボ
シニアフェロー  中壽賀 章 氏

・フォーラム(各30分,14:30~16:00)
F1
「CFRP,CFRTPにおける界面の重要性とその改善手法」
名古屋大学大学院工学研究科  助教  入澤 寿平 氏

F2
「環状高分子同族体の粘弾性」

名古屋大学  土肥 侑也 氏

F3
「ポリマー内の細孔界面を利用した多孔相制御と応用」
岐阜大学  堀口 結以 氏

☆ポスター討論&談話会(16:30~18:30)

参加費:
企業 4,000円,大学・官公庁 3,000円,学生 1,000円
当日支払いのみ、当日受付にてお支払い下さい。

発表形式:
ポスター討論&発表は、上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度、討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地150cm×左右90cmです。
なお、フォーラム(口頭)発表は30分(討論を含む、時間配分は発表者に一任)です。

申込方法:
ポスター発表希望の方は、下記参加要領の必要事項をご記入の上、平成30年12月7日(金)までに中部支部ホームページ(申し込みフォーム)、もしくは下記連絡先へメール、またはFaxにてお申し込み下さい。
(参加希望のみの方は、平成30年12月12日(水)までに上記と同様にお申し込み下さい。)

参加要領:
氏名、連絡先(所属、住所、TEL、FAX、E-mail)、ポスター討論&談話会への参加の有無、ポスター発表申し込み者については発表テーマ。
(執筆要領につきましては後日、発表者にご連絡申し上げます。「A4・半ページ程度」)

連絡先:
〒541-8507 三重県津市栗真町屋町1577
三重大学大学院工学研究科 分子素材工学専攻  鳥飼 直也
Tel/Fax: 059-231-9431
E-mail: ntorikaiアット(@に変える)chem.mie-u.ac.jp

中部支部ホームページ 申し込みフォーム

第17回産官学接着若手フォーラム世話人
松本 正幸 (アイカ工業(株))、鳥飼 直也(三重大学)、福田 徳生(あいち産業科学技術総合センター)、高橋 紳矢(岐阜大学)

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2018年度接着講座マスターコースのご案内

接着講座マスターコースのご案内

主 催:
一般社団法人 日本接着学会 中部支部

  接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年度も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。
  いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる内容や,更には新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。
  多数の方々のご参加をお待ちしています。

日 時:
2019年1月25日(金)10:00~16:20

会 場:
名古屋市工業研究所 第一会議室
(名古屋市熱田区六番三丁目4番41号, TEL:052-654-9912)
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車3番出口から徒歩2分

講 義 内 容

第Ⅰ講  10:00~11:00
トヨタ車体(株) 新規事業開発部 植物材料開発室 室長
西村 拓也氏
「自動車の軽量化に向けた樹脂/植物繊維複合材料の開発」

  自動車部品向けに開発を行っている木粉やセルロースナノファイバーでプラスチックを補強した射出材料を紹介する。特に植物を使うことによるうれしさや苦労について、具体例を交えながらお話させていただきます。

第Ⅱ講 11:10~12:10
(株)神戸製鋼所 技術開発本部 自動車ソリューションセンター 上席研究員
橋村 徹氏
「マルチマテリアル化を促進する異種金属接合技術=ゴムバルジ接合 "RuBulgeTM"=」

  自動車の軽量化とコスト上昇抑制を両立するため、鋼板とアルミニウム合金、樹脂複合材を骨格に適材適所に用いる、いわゆるマルチマテリアル構造ボディの採用が欧州OEM中心に拡大しつつある。基盤となる技術は異種金属接合である。現在使われている異種金属接合技術を俯瞰し、当社で新たに開発したRuBulgeTM技術について紹介する。

第Ⅲ講 13:30~14:50
東京理科大学 理工学部 先端化学科 嘱託助教
古谷 昌大氏

「開裂性化学結合の解体性接着剤への応用」

  化学結合の開裂を利用した解体性接着剤の研究について概説します。また、我々はジスルフィド結合の可逆的な開裂を利用した熱解体性光接着剤を開発してきました。その研究内容を含め、ジスルフィド結合の特徴や応用例についてご紹介します。

第Ⅳ講 15:00~16:20
岐阜大学 工学部 機械工学科 教授
三宅 卓志氏
「顕微ラマン分光法による微小部の応力・ひずみ測定を用いた接着界面の評価」

  他の測定方法では実現できない μmオーダの高い空間分解能を有する顕微ラマン分光法を用いて、接着界面近傍に発生する応力・ひずみの分布を測定することにより、界面での応力伝達やはく離の進展など界面挙動の詳細を明らかにすることができる。複合材の界面評価への適用例を中心に紹介する。

定 員:
80名

受講料:
会員(含協賛学会員) 10,000円, 非会員 15,000円, 学生 無料

問合せ先:
日本接着学会 中部支部 Tel: 052-231-3070 Fax: 052-204-1469

協 賛:
化学工学会東海支部,高分子学会東海支部,色材協会中部支部,東海化学工業会,電気化学会東海支部,日本化学会東海支部,日本セラミックス協会東海支部,日本分析化学会中部支部,日本油化学会東海支部,表面技術協会中部支部,有機合成化学協会東海支部

申込み方法:
日本接着学会中部支部HP内の申し込みフォーム
にて必要事項をご記入後,送信ボタンを押して下さい。
その際、"受講料等のお支払い方法 "は"当日支払い"を選択してください。
 
Faxをご利用の場合は,「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生)を明記し,Fax(052-204-1469)までお申し込みください。

  受講料は,当日,受付にてお支払いください。 

  以上

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