一般社団法人 日本接着学会 中部支部ホームページ

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平成25年度日本接着学会中部支部講演会のお知らせ

主催  一般社団法人 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部は、この地域の産業に係わる「接着や粘着技術」の進歩発展を図るべく1979年に設立されました。地域の発展と共に会員も増加し、現在、150名を越える皆さまに支えられております。製造業における接着・粘着の重要性を認識し、支部活動として毎年開催する工場見学会、接着若手フォーラム、接着講座マスターコース等を通じて、地域産業の発展とより多くの異業種間及び産官学の連携実現に努めております。
  これらの活動につきまして、会員の皆様方のご要望を広く集め、今後の支部活動に活かして参りたいと考え、この度日本接着学会中部支部講演会を下記のように企画致しました。近々の中部支部の活動状況をご報告した後、2件の講演を予定しております。
  皆様方におかれましては、何かとご多忙とは存じますが、是非とも参集いただき、支部活動に関するご意見を賜り、また、研鑽をしていただくことができれば幸甚に存じます。

              記
日 時:
2013年7月22日(月)15:00~17:45

会 場:
愛知工業大学 本山キャンパス 2F 多目的室A・B
(地下鉄東山線「本山駅」 4番出口右へ出てすぐ)

参加費:
3,000円(会員・非会員とも、当日申し受けます学生は無料です

スケジュール:

15:00~15:30
支部長挨拶・支部活動報告

15:30~16:30
「生物から学ぶ接合」 
物質・材料研究機構  細田 奈麻絵 氏

16:30~16:40  休 憩

16:40~17:40
「機能性バイオベース高分子材料開発に向けた植物由来ビニルモノマーの精密重合」
名古屋大学大学院  佐藤 浩太郎 氏

17:40~17:45  閉会挨拶

問合せ先:
名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
永田謙二 (Fax: 052-735-5257)
(E-mail: nagata.kenji(アットマーク)nitech.ac.jp)

申込方法:
中部支部HP内の申込フォームで、「ご希望行事等種別」 –> "各種講演会の参加"を選択いただき、指定の必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
E-mailあるいはFaxをご利用の場合は、1) 氏名(ふりがな)、2) 勤務先(所属)、3) 連絡先住所、4) 電話・FAX番号、5) 会員種別(会員、非会員、学生)を明記の上、永田までお申し込み下さい。

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接着講座マスターコースのご案内

  接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年度も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。
  いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容や新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。
  多数の方々のご参加をお待ちしています。

主 催:
日本接着学会 中部支部

協 賛(依頼中):
化学工学会東海支部、高分子学会東海支部、色材協会中部支部、東海化学工業会、電気化学会東海支部、日本化学会東海支部、日本セラミックス協会東海支部、日本分析化学会中部支部、日本油化学会東海支部、表面技術協会中部支部、有機合成化学協会東海支部

日 時:
2013年1月25日(金)10:00 ~ 16:50

会 場:
名古屋市工業研究所
名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車三番出口から徒歩2分
TEL:052-654-9807

プログラム
10:00-11:40
「精密ラジカル重合の動向と接着技術への応用」
名古屋大学大学院 工学研究科
教授  上垣外 正己 氏

12:40-13:40
「ナノ構造制御と数理解析による接着剤の設計」
日立化成工業株式会社 筑波総合研究所
主管研究員  稲田 禎一 氏

13:55-14:55
「エンジニアリングプラスチックの接着技術」
株式会社デンソー 材料技術部 機能複合材料室
課長  青木 孝司 氏

15:10-16:50
「ポリマーブレンドによるエポキシ樹脂への新機能付与」
兵庫県立大学大学院 工学研究科
教授  岸  肇 氏

定 員:
8 0 名

受講料:
会員(含協賛学会員)10,000円, 非会員 12,000円, 学生 無料

問合せ先:
日本接着学会 中部支部
Tel: 052-231-3070 Fax: 052-204-1469

申込み方法:
日本接着学会中部支部HP内の申し込みフォームにて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。

日本接着学会HP内のセミナー情報からもお申込みできます。
Faxをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax(052-204-1469)までお申し込みください。

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知の拠点 中部シンクロトロン光利用施設見学会のお知らせ

知の拠点 中部シンクロトロン光利用施設(実験ホール)見学会

主催  日本接着学会 中部支部
共催  公益財団法人 科学技術交流財団

  接着に係わる技術的・人的交流の深化を目的に見学会を企画しました。今回は、新しい産業の創造や地域産業の高度化に繋げることを目指して愛知「知の拠点」に設置された、次世代モノづくりに不可欠なナノレベルの先端計測分析施設「中部シンクロトロン光利用施設」を見学します。
  2012年末に稼働する施設の実験ホールを見学予定です。併せて「ウレタン系の粘接着剤」、「放射光による高度分析技術」の講演を行います。接着の理論と高度分析による「実証・解明」をお考え頂く趣向です。
  この機会に是非、ご参加いただければ幸甚でございます。

日 時
2013年2月25日(月)13:20~16:30
(受付開始 12:50)

会 場
知の拠点 中部シンクロトロン光利用施設(仮称)
〒470-0356 愛知県豊田市八草町秋合1267-1
電話:0561-76-8331
※ご来場に際しては公共交通機関をご利用下さい。
名古屋駅-地下鉄「藤が丘」- リニモ「陶磁資料館南」下車
所要時間 名古屋駅から約60分

集合場所
中部シンクロトロン光利用施設内「2階大会議室」

参加費
2,000円(会員・非会員とも;当日申し受けます

定 員
40名
(施設見学の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます)

○スケジュール
13:20  概要説明及び見学
中部シンクロトロン光利用施設(実験ホール)
14:30  講 演
「ウレタン系の粘接着剤~基礎から~」
愛知工業大学 応用化学科  教授 山田 英介氏
15:30  講 演
「放射光による高度分析技術~有機材料評価と接着科学への応用~」
(財)科学技術交流財団 シンクロトロン光センター
シンクロトロン光産業利用コーディネーター  古宮 聰氏
16:30  現地解散

申込及びお問合せ先
2013年2月15日(金)迄に”申込フォーム”からお申込み下さい。

また、”ココ”から参加申込書がダウンロードできます。
これに必要事項をご記入の上、下記のFAXまたはe-mail
にてお申し込みが可能です。

申込先
〒460-0011
名古屋市中区大須一丁目35番18号
一光大須ビル7階 (財)中部科学技術センター内
日本接着学会中部支部 事務局
TEL:052-231-3070、FAX:052-204-1469
E-mail:tmorikawa”半角アットマーク”c-goudou.org

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第11回産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)のお知らせ

第11回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)

主催  一般社団法人 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では、将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第11回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去10回に渡って開催実績のある当フォーラムは、学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様、第一線でご活躍されている研究者の基調講演、並びに参加者による研究紹介(フォーラム講演3件&ポスター討論・発表)を以下のように予定しております。
  本案内では、プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は、参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で、気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけでなく、その途上にあるものでも、商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお待ちしております。
  さらに、本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに、接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので、学生はもちろん、大学・公設研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので、この機会に是非、産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

日 時:
平成24年12月7日(金)13:00~19:00

会 場:
愛知工業大学 本山キャンパス 2階 多目的室
〒464-0807 名古屋市千種区東山通1-38-1
(地下鉄東山線本山駅4番出口を右に出て1分)

フォーラム 13:00~16:00

基調講演 13:10~14:20
「フィラー/樹脂の界面制御」(仮題)
旭化成ケミカルズ 永田 員也氏

フォーラム(各30分,14:30~16:00)
F1「クレージング制御によるナノ多孔高分子フィルムの開発 ~電池セパレータへの応用~」
岐阜大学大学院 内藤 圭史氏,高橋 紳矢氏,武野 明義氏

F2「ナノ粒子の表面修飾と分散性」
産業技術総合研究所 今井 祐介氏

F3「硬化収縮を利用する可逆的な濡れ性変換」と「関西支部若手の会の紹介」
大阪市立大学大学院 佐藤 絵里子氏

ポスター討論&談話会(16:30~19:00)

参加費:
企業 4,000円,大学・官公庁 3,000円,学生 1,000円
(当日、受付にてお支払い下さい。)

発表形式:
ポスター討論&発表は、上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度、討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地90cm×左右150cmです。なお、フォーラム(口頭)発表は30分(討論を含む、時間配分は発表者に一任)です。

申込方法:
ポスター発表または参加希望の方は、下記参加要領の必要事項をご記入の上、平成24年11月16日(金)までに下記連絡先へメール、またはFax、もしくは以下のホームページ(申し込みフォーム)にてお申し込み下さい。
(参加希望のみの方は、平成24年11月26日(月)までに上記と同様にお申し込み下さい)

参加要領:
氏名、連絡先(所属、住所、TEL、FAX、E-mail)、ポスター討論&談話会への参加の有無、ポスター発表申し込み者については発表テーマ。
(執筆要領につきましては後日、発表者にご連絡申し上げます。「A4・半ページ程度」)

連絡先:
〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
名古屋工業大学大学院 工学研究科物質工学専攻
永田 謙二
Tel&Fax:052-735-5257
E-mail:nagata.kenji半角アットマークnitech.ac.jp

中部支部ホームページ 申し込みフォーム

第11回産官学接着若手フォーラム世話人
川口 大輔(名古屋大学)、高橋 勤子(あいち産業科学技術総合センター)、高橋 紳矢(岐阜大学)、永田 謙二(名古屋工業大学)、松本 正幸(アイカ工業(株))、山田 雅章(静岡大学)

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「第10回産官学接着若手フォーラム」開催報告

  今年で10回目を迎える「産官学接着若手フォーラム」が、2011年12月2日(金)に愛知工業大学本山キャンパスにて催されました。参加者は企業16名、官公庁・大学12名、学生22名の合計50名であり、参加大学は愛知工業大学、岐阜大学、名古屋工業大学、静岡大学でした。今回は基調講演1件、フォーラム講演3件、ポスター発表17件が行なわれました。

  会は接着学会中部支部長の挨拶から始まり、続いて静岡大学の祖父江先生による基調講演を聴講しました。「木を工業材料に変える -ばらつきを整えて使う-」というタイトルで、木材の性質やそれを工業材料として扱うためにはどのようにすべきか等のお話を伺いました。木材は、使用者の目的によっては優れた材料であるが、工業利用の観点からは材質のばらつきが大きいため、その制御をすることが難しい材料です。しかし、木材を細分化し欠陥を取り除きつつ、再構築することで様々な要求性能に応えた木質材料の開発がされてきました。そこには、接着技術の進展が不可欠であることが分かりました。

  次に、官公庁や企業の方々の行なっている研究について下記3件のフォーラム講演が行なわれました(写真)。
名古屋市工業研究所の林英樹氏からは「新規π共役化合物の合成とその応用」というタイトルで、π共役化合物を用いた着色プラスチックの開発に関するお話を伺い、分子設計により高分子材料の特性を変化させる面白さについて学びました。

  (株)岐阜セラツク製造所の中貝雄一郎氏からは「アクリル系ブロックポリマーによる水系顔料分散挙動」というタイトルで、顔料分散剤としてブロックポリマーを用い印刷物への顔料吸着の安定化を図る研究についてのお話を伺いました。また、事業内容の一つであるラックカイガラムシから採れるセラックという天然樹脂の用途についてのお話はとても興味深かったです。

  静岡県工業技術研究所の山下理恵氏からは「建材からのVOC放散 -測定現場におけるTVOCの解釈-」というタイトルで、化学物質の濃度指針値や、測定事例を基にした接着剤や材料から放散されるTVOCの発生要因についてお話を伺いました。気中濃度測定にはいくつかの方法があり、目的に合った測定法を選択することで化学物質放散源の原因究明に役立てられることが分かりました。

  講演聴講後会場の机を片付け、ポスター発表のための会場準備をしました。ポスター発表ではまず発表者が自身の報告について約1分のプレビューをし、その後ポスター討論が行なわれました。ポスターは企業から2件、学生から15件の発表があり、質問やアドバイス等を頂きながら活発な討論が行なわれました。談話会の乾杯の挨拶をアイカ工業(株)佐治様からいただき、参加者全員がビールやウーロン茶を片手に談話会を楽しみました。

  私は今回を合わせて2年連続してこの若手フォーラムに参加させていただきました。年次大会のような大きな会場での発表はすごく緊張してしまいますが、この会では全員が一つの会場の中に居て同じ講演を聴き、談話会の中でポスター討論が行なえるため、程良い緊張感のある中で有意義な意見交換が出来ました。ありがとうございました。

(静岡大学大学院 農学研究科 環境森林科学専攻 古田陽子)


フォーラム講演の様子
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接着講座マスターコースのご案内

接着講座マスターコースのご案内

主 催:
日本接着学会 中部支部
  接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年度も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。 いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容や新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。
  多数の方々のご参加をお待ちしています。

講義日程:
平成24年1月27日(金)

第Ⅰ講
AM10:00~11:20
「分子認識による選択的自己組織化」
大阪大学大学院 理学研究科  教授 原田  明 氏

  これまでホスト分子によるゲスト分子の取り込みは分子レベルでの現象と思われていたが、最近、私たちはシクロデキストリンを用いて分子認識により マクロな「もの」を選択的に接合させ自己組織体を形成させることに成功した。自己修復性についても述べる。

第Ⅱ講
PM0:30~1:50
「界面反応を利用した異種高分子材料の直接接着とその機構」
ダイセル・エボニック株式会社 テクニカルセンター 所長  六田 充輝 氏

  ゴム中の架橋剤の反応を利用したゴムと樹脂の接着など、界面反応を利用した異種高分子材料の直接接着技術は、接着技術としてはまだ一般的ではないが、既に自動車や弱電、スポーツの分野で採用され実績を上げてきている。本講ではその接着機構、従来の接着技術と異なる点、実際のアプリケーション例などについて解説する。

第Ⅲ講
PM2:00~3:20
「新規カチオン系接着剤の現状と展開」
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 オプティカルソリューションプロダクツ事業部門 商品開発部 統括課長  内田  裕 氏

  弊社では、新しく多孔質カプセル中にアルミキ レートを内包させた潜在性硬化触媒の開発に取り組んでおり、この新規触媒を用いた新規カチオン系接着剤の性質を従来触媒品と比較し、その特徴を紹介する。

第Ⅳ講
PM3:30~4:50
「高分子ブラシを用いた表面濡れ性、摩擦特性、接着性の制御」
九州大学大学院 先導物質化学研究所 教授  高原  淳 氏

  高分子ブラシを表面開始ラジカル重合で種々の基板表面に固定し、その界面分子鎖凝集構造の評価、表面の超親水化、防汚性、潤滑特性、接着性の制御について最近の研究成果を中心に解説する。

定 員:
80名

受講料:
会員(含協賛学会員)10,000円, 非会員 12,000円, 学生 無料

会 場:
名古屋市工業研究所 名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
【交通】地下鉄(名港線)「六番町」駅下車三番出口から徒歩2分
 
問合せ先:
日本接着学会 中部支部
Tel: 052-231-3070
Fax: 052-204-1469

協 賛:
化学工学会東海支部、高分子学会東海支部、色材協会中部支部、東海化学工業会、電気化学会東海支部、日本化学会東海支部、日本セラミックス協会東海支部、日本分析化学会中部支部、日本油化学会東海支部、表面技術協会中部支部、有機合成化学協会東海支部

申込み方法:
日本接着学会中部支部HP内の”申し込みフォーム”にて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
Faxをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax(052-204-1469)までお申し込みください。なお、受講料は、『三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部』へ受講日の前日までにお支払いください。

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第10回 産官学接着若手フォーラム開催のお知らせ

第10回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)

主催  日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では、将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第10回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去9回に渡って開催実績のある当フォーラムは、学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様、第一線でご活躍されている研究者の基調講演、並びに参加者による研究紹介(フォーラム講演3件&ポスター討論・発表)を以下のように予定しております。

  本案内では、プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は、参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で、気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけでなく、その途上にあるものでも、商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお待ちしております。
 
   さらに、本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに、接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので、学生はもちろん、大学・公設研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので、この機会に是非、産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

日 時: 平成23年12月2日(金)13:00~19:00

会 場: 愛知工業大学 本山キャンパス 2階 多目的室
           (地下鉄東山線本山駅4番出口を右に出て1分)
           (〒464-0807 名古屋市千種区東山通1-38-1、Tel: (052)789-1381)

1.フォーラム  13:00~16:00

○ 基調講演  13:10~14:20
  
   「木材とレオロジー」(仮題)    
    静岡大学農学部環境森林科学科
    教授  祖父江 信夫 氏

○ フォーラム (各30分、14:30~16:00) 

F1 「新規π共役化合物の合成とその応用」  
       名古屋市工業研究所 材料化学部プラスチック材料研究室
       研究員  林 英樹 氏

F2 「アクリル系ブロックポリマーによる水系顔料分散挙動」 
       (株)岐阜セラツク製造所 技術開発部
       マネージャー  中貝 雄一郎 氏

F3 「建材からのVOC放散 -測定現場におけるTVOCの解釈-」 
       静岡県工業技術研究所 バイオマス循環プロジェクトスタッフ
      上席研究員  山下 理恵 氏 

2.ポスター討論&談話会 (16:30~19:00)

参加費:  企業 4,000円、 大学・官公庁 3,000円、 学生 1,000円
              (当日、受付にてお支払い下さい。)

発表形式:  ポスター討論&発表は、上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度、討論していただきます。
ポスター展示パネルの大きさは天地90cm×左右150cmです。
なお、フォーラム(口頭)発表は30分(討論を含む、時間配分は発表者に一任)です。

申込方法:  ポスター発表または参加希望の方は、下記参加要領の必要事項をご記入の上、平成23年11月18日(金)までに下記連絡先へメール、またはFax、もしくは以下のホームページ(申し込みフォーム)にてお申し込み下さい。
(参加希望のみの方は、平成23年11月25日(金)までに上記と同様にお申し込み下さい)

参加要領:  氏名、連絡先(所属、住所、TEL、FAX、E-mail)、ポスター討論&談話会への参加の有無、ポスター発表申し込み者については発表テーマ。
(執筆要領につきましては後日、発表者にご連絡申し上げます。「A4・半ページ程度」)

連 絡 先:  〒422-8529  静岡市駿河区大谷836
静岡大学農学部 環境森林科学科  山田 雅章
Tel&Fax: 054-238-5283
E-mail: afmyama@ipc.shizuoka.ac.jp (@を@に変えて下さい)

中部支部ホームページ 申し込みフォーム

第10回産官学接着若手フォーラム世話人:
松本 正幸(アイカ工業(株))、永田 謙二(名古屋工業大学)、高橋 勤子(愛知県産業技術研究所)、高橋 紳矢(岐阜大学)、川口 大輔(名古屋大学)、山田 雅章(静岡大学)

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「青少年のための科学の祭典2011・名古屋大会」報告

青少年のための科学の祭典2011・名古屋大会」への参加記

―子供に学んだ接着の面白さと豊かな発想力―

  本年3月19日に全館リニューアルされた名古屋市科学館において、10月1日(土)・2日(日)の二日間に渡り、「青少年のための科学の祭典2011」が催され、私は日本接着学会中部支部のスタッフとして今年も参加をさせていただきました。この科学の祭典は、主に愛知県下にある多くの企業や大学、小・中学校、高校などからの協力のもと、たくさんのお子さん、ご父兄に参加していただき、大変活気あるイベントとなりました。日本接着学会中部支部では「粘着で貼り絵」と「接着で工作」の二つのテーマで、子供達に接着の楽しさと接着による「ものづくり」を遊びながら学ぶ体験型ブースを出展しました。

  「粘着で貼り絵」では半透明の赤紫、青、黄色の3色のシールを使い、下絵に色付けをしていただきました。このシールは重ね貼りをすると色の三原色に従って色の変化が起こるため、子供たちは、自分の表現したい色を作るにはどうすればよいか?、色の見本を記した表を見たり、両親に聞いたりしながらシールを重ねて貼っていました。蝶々の羽や果物、花火といった下絵に思い思いの色付けをし、また、下絵のない色画用紙にシールのみで絵を描くなど、想像力あふれる貼り絵をしていたように思います。さらに、シールを3枚以上重ねると、色のバリエーションが拡がり、また貼る順序を変えることによっても微妙な色の変化が生じるため、子供たちが遊ぶ中で、考えながらシール貼りをしていると感じたのはもちろん、親子そろって考えながら取り組んでいる姿がとても印象に残りました。

  「接着で工作」では接着剤で木材を接着し、子供たちに作品を作製していただきました。子供たちは様々な接着剤を用いて木材を器用に接着しており、特にホットメルト接着剤が冷えたら固まってしまうからと、素早くグルーガンで上手に塗布している姿には感心しました。また、毛糸やビーズ、テープを用いてカラフルに色付けをしたり、お家や車、ロケットなどの大きな作品を30~40分時間をかけて作り上げているといった子供も見られました。どの子供もみんな熱心に、すごい集中力で取り組んでいて、発想力豊かであったことに驚かされました。

私も子供たちの「ものづくり」の一端を拝見し、強い好奇心や高い想像性を羨ましくも思い、自らも見習わなければいけないと感じました。

今回の活動が、子供たちに接着を通じた「ものづくり」の楽しさを知っていただく機会となり、さらに想像力を高めていけるきっかけになってくれればうれしく思います。最後に、今回のイベントを通して、子供たちとの触れ合いや、同スタッフの方々との親睦を深められるなど貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

(名古屋工業大学大学院 園田寛行)

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接着講座マスターコースのご案内

接着講座マスターコースのご案内

主 催
日本接着学会 中部支部

  接着に携わる技術者に,接着の基礎となる科学の再学習や先端技術の習得の機会を提供するために「接着講座マスターコース」を開講して参りました。 今年も,その分野で活躍しておられる著名な先生方にご講演をお願いしました。 いずれの講義にも接着技術者にとって欠くことのできない基礎となる科学的内容や新分野の開拓につながる先端技術が含まれています。 多数の方々のご参加をお待ちしています。

講義日程  平成 23 年 1月 28日 (金)

第Ⅰ講  AM 10:00~11:20
「異種相界面における高分子の凝集状態」
九州大学大学院工学研究院 教授  田中 敬二氏               
  界面における高分子の凝集状態に関する情報は接着現象を考える際の鍵となる。ここでは、界面選択散乱および分光測定に基づく構造解析法を解説しながら、異種相と接触した界面における高分子構造の支配因子について議論する。

第Ⅱ講 PM 0:30~1:50
「カテコール性接着剤樹脂の創製と応用」
北陸先端科学技術大学院大学 助教  金子 大作氏                        
  自然界では、ムール貝や漆などに見られるようにカテコール基を利用し、有機・無機表面問わずに強力な接着性を示す例が存在する。我々はその接着機構を模倣した植物由来強力接着剤樹脂の合成に成功したので報告する。

第Ⅲ講 PM 2:00~3:20
「走査型レーザー顕微鏡を用いた木材への接着剤の浸透・分布の定量評価」
東京大学大学院農学生命科学研究科 助教  堀  成人氏                   
  木材接着体の内部へ浸透・分布した接着剤を顕微鏡で明瞭に可視化し、それを数値化して評価する技術を演者らは開発しつつある。そこから、アンカー効果と接着性能とを結びつける論理の構築を目指している。この技術体系を概観すると共に、さまざまな木質系接着材料への応用例を紹介する。

第Ⅳ講 PM 3:30~4:50
「接着接合部の耐久性評価方法」
中部大学 / 名城大学 非常勤講師  鈴木 靖昭氏                  
  接着接合部の疲労試験および湿潤条件下の応力負荷試験による耐久性評価法(加速試験法)について、理論および実験結果を紹介するとともに、接合部の安全率についても述べたい。

定    員
80 名

受講料
会員(含協賛学会員) 10,000円,  非会員 12,000円,  学生 2,000円

会   場
名古屋市工業研究所 名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
交通】 地下鉄(名港線)「六番町」駅下車三番出口から徒歩2分

問い合わせ先
(財)中部科学技術センター内日本接着学会  中部支部
Tel:052-231-3070  Fax:052-204-1469

協   賛
(社)化学工学会東海支部、(社)高分子学会東海支部、(社)色材協会中部支部、東海化学工業会、(社)電気化学会東海支部、(社)日本化学会東海支部、(社)日本原子力学会中部支部、(社)日本セラミックス協会東海支部、(社)日本分析化学会中部支部、(社)日本油化学会東海支部、(社)表面技術協会中部支部、(社)有機合成化学協会東海支部

申込み方法
中部支部HP内の申し込みフォーム にて必要事項をご記入後、送信ボタンを押して下さい。
Faxをご利用の場合は、「接着講座マスターコース受講申込み」と表記し,1)氏名(ふりがな),2)勤務先(所属),3)連絡先住所,4)電話番号,5)Fax番号,6)e-mailアドレス,7)申込み区分(会員・非会員・学生),8)受講料振込み予定日を明記し,Fax(052-204-1469)までお申し込みください。
なお、受講料は、『 三井住友銀行 名古屋支店 普通預金 5540663 口座名義 日本接着学会中部支部 』へ受講日の前日までにお支払いください。


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第9回 産官学接着若手フォーラムのご案内


第9回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)

主催 日本接着学会中部支部

  日本接着学会中部支部では、将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第9回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去8回に渡って開催実績のある当フォーラムは、学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様、第一線でご活躍されている研究者の基調講演、並びに参加者による研究紹介(フォーラム講演4件&ポスター討論・発表)を以下のように予定しております。
  本案内では、プログラム後半にあります"ポスター討論&談話会"における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は、参加者同士が懇親会に似た雰囲気の中で、気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけでなく、その途上にあるものでも、商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお待ちしております。
  さらに、本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに、接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので、学生はもちろん、大学・公設研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待致します。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎致しますので、この機会に是非、産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。

日 時:
平成22年12月10日(金)13:00~19:00

会 場:
愛知工業大学 本山キャンパス2階 多目的室(地下鉄東山線本山駅4番出口を右に出て1分)
(〒464-0807 名古屋市千種区東山通1-38-1、Tel: (052)789-1381)

フォーラム 13:00~16:50

基調講演  13:10~14:20
 「粘着とレオロジー」
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授  竹村 彰夫 氏
 
フォーラム講演 (各30分、14:30~16:30)

F1 「セラミックス製造プロセスにおける有機高分子-無機粒子表面間相互作用」 
産業技術総合研究所  先進製造プロセス研究部門  佐藤 公泰 氏

F2 「木質ボードの屋外耐久性」
静岡大学農学部 環境森林科学科  小島 陽一 氏
 
F3 「紫外線硬化型有機無機ハイブリッドコーティング剤の応用」
アイカ工業(株)化学品開発グループ UV樹脂開発チーム  西野  剛 氏

F4 「潤滑性に優れたナノ材料の開発」 
愛知県産業技術研究所 工業技術部材料技術室  吉元 昭二 氏

ポスター討論&談話会 (17:00~19:00)

参加費
企業 4,000円、大学・官公庁 3,000円、学生 1,000円
(当日、受付にてお支払い下さい。)

発表形式 
ポスター討論&発表は、上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度、討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地90cm×左右150cmです。なお、フォーラム(口頭)発表は30分(討論を含む、時間配分は発表者に一任)です。

申込方法
ポスター発表または参加希望の方は、下記参加要領の必要事項をご記入の上、平成22年11月26日(金)までに下記連絡先へメールまたはFax、もしくは以下のホームページ(申し込みフォーム)にてお申し込み下さい (参加希望のみの方は、平成22年12月3日(金)までに上記と同様にお申し込み下さい)。

参加要領
氏名、連絡先(所属、住所、TEL、FAX、E-mail)、ポスター討論&談話会への参加の有無、ポスター発表申し込み者については発表テーマ。
(執筆要領につきましては後日、発表者にご連絡申し上げます。「A4・半ページ程度」)

連 絡 先
〒501-1193  岐阜市柳戸1-1
岐阜大学工学部 応用化学科  高橋 紳矢
Tel&Fax: 058-293-2631, E-mail: shinyatアットマーク(半角)gifu-u.ac.jp

中部支部ホームページ 申し込みフォーム:
 http://adhesion-centjp.sakura.ne.jp/application_form.html *
* Google等で検索ワード"接着学会 中部支部 申し込み送信フォーム"でヒットします。

第9回産官学接着若手フォーラム世話人:
佐藤 克尚(アイカ工業(株))、永田 謙二(名古屋工業大学)、山田 雅章(静岡大学)、高橋 勤子(愛知県産業技術研究所)、高橋 紳矢(岐阜大学)

 

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